アトピー性皮膚炎を完治したい!脱ステ含む僕の怒りの地獄体験談
アトピー性皮膚炎
- 原因不明の肌荒れ(皮膚炎)を引き起こす病気
- 対処療法は確立しているものの、根治となると科学的な裏付けのあるものはない(詳しくは知らない)
症状は軽度から重度まであり、自分の場合ひどい時は肌の一番上の薄皮がなく、肌一面が体液でヌルっとしたような感じだった。勿論、かゆみもあって、掻くと至極気持ちいいから非常にタチが悪い。地獄やったでほんま(‘A`)y-~
僕のアトピー歴やアトピーに関する思い
憎い
それだけ。
子供の頃から関節部分に疾患が出ていました。
高校生の頃から顔に赤みが出るようになった。年頃の少年ですから、まあまあ気になりましたよね。でも、当時は病院でもらった薬(ステロイドやプロトピック)を塗れば一時的に収まってたのかな?今はもう、あまり覚えていないけど。
症状が顔に出ると、鏡など自分の姿が映るものを見たくなくなります。
20代後半の時、実家を出て一人暮らしをしていました。
当時、過度なストレスを感じる期間があり、また不摂生な食生活も関係していたと思いますが、アトピーが非常に悪化しました。
症状が関節部分に限らず現れた。脚で言うと、スネや太もも。
その症状も皮膚がガサガサし、ピンセットを使って5mm程度の皮膚片が剥がせるような感じ。表皮が死んで剥がれかかってる。
当然かゆみもあり、我慢できずに爪でかこうものなら、ボロボロと皮膚片が床に落ちる。掻いた後は、血や体液で皮膚がぐちゃぐちゃになってました。
こんな体で生きていて何が楽しいの?
って感じ。
※この記事を読んでいる方の中には、もしかしたら、ひどい症状を患っている方もいるかもしれませんね。
今回の記事では僕の率直な感想を書いてしまっていますが、そのことを自分に当てはめて、さらに落ち込むなんてことはしないでくださいね。
そういう趣旨で言葉を使っているわけではありません。
脱ステロイドを試す
一度、実家に戻り療養生活。
当然アトピーについて色々ネットで検索しました。
その時に知った脱ステロイドという手段。(簡単に言えば、長年塗り続けてきた薬を塗ることを止めるということ。薬断ち。)
結構ハードな過程を経る手段らしいけど、効果があったという感想も、ネット上それなりにあった。
僕は完治したいという一心でいたし、今すぐに良くなりたいという思いも強かったので、当時、即決行したように思います。直情的というか、短絡的な性格なんです。
過程の辛さなんてどうでもいい、治るためなら、100万くらい余裕で払うってね。
薬を断つと、やがて、
全身の皮膚がズル剥け または ボロボロ
といった状況になり、体中タオル巻いた状態で暫く生活しました。
当然辛かったわけですが、まだ脱ステロイド療法の途中段階。信じるしかない。
薬を断って一か月くらいかな?(うろ覚え)
当時、頭皮も体同様に症状が出ていたんですが、ある晩寝ていると、頭皮が異様に熱を持っている。夜中に目を覚まし、
何だよ まだ悪化すんのかよ また体液垂れ流しモードかよ
と(鬱)。
枕を体液で汚すのは不快なので、おでこを枕に付けるよう寝相を変えて再度就寝しました。
すると、次の日から症状が回復していったんですよね。
そして、綺麗サッパリに症状が消えてしまいました。( ˙-˙ )マジカ
当時は、そりゃ嬉しかった。ようやくおさらばできたって感じ。
社会生活ではただでさえ辛いことがいっぱいあるのに、みじめなハンデを負ったまま戦うなんて嫌だよ・・・というか、そんな気力は正直湧いてこない。別に死んでもいい。
辛い時はそんな風に絶望してましたからね。
見る人が見たら、
なんて根性がないんだ
なんて思うのかもしれません。
違いない。根性はないんだろうと思います。
それでも生きることが人間の責務
そんな風に言う人もいると思います。
でも、もうなんか個人的には共感できませんでしたよね。そういうの。
もちろん、
死んでから後悔する
ということがないよう、問題を克服するための可能性は最大限追わなければいけないとは思います。早まってはいけない。粘れるだけ粘らなければいけない。
・・・まあいいや
その後~現在の状態は?
脱ステによる完治(?)から数年後、またストレスを超ためてしまいました。そしたら、また酷い症状に陥りました。
ストレスを溜める溜めないを自分でコントロールすることは、それほど優しいものではないと思いますが、個人的には超後悔しています。
もし、ストレスを溜めない生活をできていたら、脱ステ後の綺麗な体を維持できていたんじゃないか?
と考えてしまいますからね。実際どうだったのかは分かりませんけど。
また薬断ちしようかな
脱ステの時のように薬断ちすれば、また治るんじゃね?時間が治してくれるんじゃね?
そう思いません?思いますよね?
でも、治らなかったんですよね。
再び、一定期間の社会活動を諦め、薬断ちを試みましたが駄目だったんですよ。本当意味不明です。
どうなってんだ俺の体は・・・ふざけんなっ!!
て感じ。
体質が変わった?自然治癒力の低下?老化?
脱ステ成功時の成功体験が強かったんで、どうしても尾を引いてしまいました。
綺麗な体になりたかったんですよね。
読者さんで現在酷い症状にある方に対しては、基本的に病院に行ってステロイドを塗ることを推奨します。
一定程度の回復は確かに見込める薬だと思うから。ボロボロな皮膚状態でいることは精神的に辛すぎると思うから。
失ったもの
友人の結婚式への参加をアトピーを理由にキャンセルしたことがあります。
社会生活の中で、鏡や反射物を覗くのに抵抗があります。
症状がひどい時は、外出するだけで多大なエネルギーを要しました。
恋愛にも積極的にはなれませんでした。
ああ、若かりし頃の瑞々しい時間達よ・・・って感じ。
アトピー性皮膚炎は完治するのか?
完治か完治じゃないかは、正直どうでもいい
症状が表に出てこなければこないだけいい
現在の僕の状態は小康状態ってところでしょうか。
顔に多少の赤みや痒み。1cm未満のプクッとした頑固な湿疹が手足に数か所。一定程度の痒み。掻くと、掻いた部分が白くなることがあります。
病院に通院し、保湿剤(ヒルドイド)やステロイドを処方してもらっていますが、症状はなかなか消えないですね。
お医者様曰く、肌を保護しながら、時間をかけて皮膚の再生能力を回復させていく…っていう処置だと思います。まあ眉唾ものですねー(‘A`)y-~
完治という言葉には甘美な響きがありますが、
アトピー性皮膚炎に完治ってあるの?
といったら、完治するケースはあるんじゃないでしょうか?
でも、それは完治した人が完治しただけであって、万人の疾患者が完治するという意味ではないと思います。
いずれにせよ、小康状態を維持しつつ、自分が選択することのできる改善につながる方法を模索していくのがベターと思っております。
諦めの悪い僕は、現在、アトピー改善の一環として、乳酸菌飲料の常飲を検討しています。ネットで「毎晩ヤクルトを飲んでいたら治った」という、たったの一文を見たのでね。
短絡的
そうかもしれません。笑
でも、その手段を採用する負荷が少ないなら別にいいでしょう。
やれることはやりたいのです。
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