ホワイトタイガーは殺処分?動物愛護法との関係は?平川動物公園の件

社会|時事

平川動物公園の人身事故で飼育員の古庄晃さん(40)が
ホワイトタイガーに襲われ、結果、亡くなられるという悲劇。
こういう事件は、もちろん頻繁に起こってるものではないけど、
それでも定期的に耳にするような気がする。

管理態勢や飼育時の装備などが気になるところ。
この場合、襲ったホワイトタイガーはどうなるんだろう?
殺処分されてしまう?でも希少種でしょ?

ルールだ!ルール!
動物愛護法はどうなってるのー?


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動物愛護法によると

今回の平川動物公園の事故の概要は、

消防が駆け付けたところ、おりの中で鹿児島市錦江台2丁目の団体職員、古庄晃さん(40)が首から血を流して倒れていて、古庄さんは約2時間後に搬送先の病院で死亡しました。
古庄さんを襲ったとみられるホワイトタイガーは麻酔銃で撃たれ、同じおりの中に横たわっていたということです。
動物園は午後5時に閉園していて、古庄さんが襲われた状況を見ていた人はいないということです。

http://news.ktstv.net/

今回の事件で古庄晃さんが悲劇に襲われたのは、営業時間外だったようですね。
おそらく人目に付きづらい状況だったんでしょう。
虎に襲われる状況をイメージすると非常に恐ろしい。
なんともやり切れない事故です。
事故直後に麻酔銃で虎を横たわらせていることから、なおさらその思いは強まる。

この虎はホワイトタイガー。
希少種だと思いますが、今後どうなるのかが気になります。
僕は反射的に殺処分が思い浮かんだのですが、きっと、そうはならない気がします。
そのように思う人も多くいると思います。
そもそもが虎ですからね。

動物愛護法を見て行こうと思いますが、法律なので深入りするときっと訳が分からなくなると
思うので、浅くなぞりたいと思います。
ところで、動物愛護法って、正式には動物愛護管理法(動物の愛護及び管理に関する法律)って言うんですね。
知らなかった。

動物愛護管理法の基本原則

環境省のWEBサイトを見ると、動物愛護管理法の概要として、

すべての人が「動物は命あるもの」であることを認識し、みだりに動物を虐待することのないようにするのみでなく、人間と動物が共に生きていける社会を目指し、動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱うよう定めています。

https://www.env.go.jp/nature/dobutsu/aigo/1_law/outline.html

と記載されてます。
うーん。でも、これはなんか、虐待とか書いてあるし、ペットや家畜の扱いを
イメージさせる文言に思えますね。
動物の習性をよく知ったうえで適正に取り扱う
のくだりは、今回の事故にも馴染みますけど…。

動物愛護管理法の法文

ダイレクトに法文を見てみます。
第1章総則の第一条、

(目的)
第1条 この法律は、動物の虐待及び遺棄の防止、動物の適正な取扱いその他動物の健康及び安全の保持等の動物の愛護に関する事項を定めて国民の間に動物を愛護する気風を招来し、生命尊重、友愛及び平和の情操の涵養に資するとともに、動物の管理に関する事項を定めて動物による人の生命、身体及び財産に対する侵害並びに生活環境の保全上の支障を防止し、もつて人と動物の共生する社会の実現を図ることを目的とする。

http://www.houko.com/00/01/S48/105.HTM

これが、この法律(動物愛護管理法)の目的、趣旨な訳です。
うん、もう、この時点で、
今回のホワイトタイガーに殺処分はないであろう
というのが想像できます。
愛護、生命尊重、共生などの文言がそう思わせますね。
ただ、ちょっと、きれいごと並べやがって…と言うか、抽象的な気もしますかねぇ。

もう少し見てみよう。

 

(基本原則)
第2条 動物が命あるものであることにかんがみ、何人も、動物をみだりに殺し、傷つけ、又は苦しめることのないようにするのみでなく人と動物の共生に配慮しつつ、その習性を考慮して適正に取り扱うようにしなければならない。
2 何人も、動物を取り扱う場合には、その飼養又は保管の目的の達成に支障を及ぼさない範囲で、適切な給餌及び給水、必要な健康の管理並びにその動物の種類、習性等を考慮した飼養又は保管を行うための環境の確保を行わなければならない。

http://www.houko.com/00/01/S48/105.HTM

うん。ここまでの記載があると、「殺処分なし」は確定的なのではないかと思う。
習性を考慮
ってありますもの。1項のみならず2項にもある。

虎の習性というと、
虎は肉食動物で人を襲う可能性も十分にある
というのが、僕の率直な発想。


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これも関連性あるかな

第3章 動物の適正な取扱い の 第1節総則

(動物の所有者又は占有者の責務等)
第7条 動物の所有者又は占有者は、命あるものである動物の所有者又は占有者として動物の愛護及び管理に関する責任を十分に自覚して、その動物をその種類、習性等に応じて適正に飼養し、又は保管することにより、動物の健康及び安全を保持するように努めるとともに、動物が人の生命、身体若しくは財産に害を加え、生活環境の保全上の支障を生じさせ、又は人に迷惑を及ぼすことのないように努めなければならない

http://www.houko.com/00/01/S48/105.HTM

動物の所有者又は占有者
として、法令を遵守すべき主体を明確にしてますね。
今回の件で言えば、平川動物公園ですね。
内容はやっぱりというべきか、先の法文に続いて動物愛護色が強いです。
まあ、殺処分うんぬんというより、日ごろの心構えといった内容でしょうけど。

後半部分を青塗りにしたのは、
平川動物公園の監督責任が今後問われることなると思うからです。
管理(人的安全の下、虎を扱うこと)が行き届いていたかどうかですね。
管理不足で事故が起こったか、それとも、十分な管理ができていたにも拘らず、
事故が起きてしまったのか。
前者であれば園は叩かれるし、後者であれば、虎はヤバいって話でしょうね。

どちらにしても、被害者の古庄晃さんがお気の毒であることに変わりはないのですが、
後者であって欲しいと思います。

→ ホワイトタイガーは殺処分?過去の事例は?平川動物園の人身事故(死亡事故)

→ ホワイトタイガーは天然記念物や絶滅危惧種?平川動物公園の人身事故の件で気になった

 

以上で終わります。

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