「金子千尋の驚異の動画」として米国で研究・称賛されたらしい!
時は2018年の12月初旬。
日本プロ野球界では選手の移籍騒動をめぐり、様々な報道がニュースとして扱われていました。
その中で、なかなかHOTな選手だな…と僕が注目していたのが、オリックス・バファローズで活躍していた金子千尋選手。
直近の成績は最盛期に比べると芳しくない様子であったものの、過去には沢村賞も受賞しているほどの大投手。
投手の「格」というものを考えた場合には、球界トップレベルであることは間違いない。
来シーズンはどこの球団で投げるのかが見ものです。
巨人の食指も動いているのだろうか?
そんな金子選手に関して、海外の某研究機関が特集を組んだようです。
その内容がツイッターで紹介されていたので眺めてみました。
そのシェア記事です。
(仮題)金子千尋の脅威の動画
投球動作分析のプロが持ち球を分析「14年沢村賞に何も驚きはない」
オリックスの金子千尋投手が高い投球能力を見せている。米シアトル郊外にあり、メジャーリーガーの間でも話題になっているトレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」のカイル・ボビー氏が自身のツイッターを更新。「ドライブライン・ベースボール」では、トレーナーや医師、動作分析の専門家らの下で科学的な指導が受けられるが、14年に16勝5敗、防御率1.98を記録して沢村賞を受賞した右腕の投球能力の高さが話題になっている。出典:https://news.biglobe.ne.jp/sports/1201/ful_181201_9157385933.html
ニュースで言ってる動画がこれなのかは確信ありませんが、
トレーニング施設「ドライブライン・ベースボール」のカイル・ボビー氏の
関係者と思われる Matt Daniels さんが金子千尋選手を特集していたので、
可能性はそこそこあると思われます。多分!
金子が披露したのは直球にスプリット、スライダー。ボビー氏がツイッターで紹介した動画の日付は「2018年11月16日」となっており、金子のリリースからのボールの回転などがスローで見られる。ボビー氏はそれぞれの回転効率を「見事に表している」と指摘。さらに「それにより大きな違いが、これら(の球種)に生まれている」と評価し、続けて「投げる球の素晴らしさを考慮すれば、2014年に彼が沢村賞を獲得したことに何も驚きはない」と称賛している。
出典:https://news.biglobe.ne.jp/sports/1201/ful_181201_9157385933.html
時期的にも一致してるし~!
Driveline Baseball welcomes Chihiro Kaneko, winner of the Eiji Sawamura Award (NPB equivalent of the Cy Young Award) in 2014. He moves really well😳 pic.twitter.com/5NZkLTuQS2
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月14日
簡易翻訳:Driveline Baseballは、2014年に澤村英治賞(Cy Young賞に相当するNPB賞)を受賞した金子千尋氏を迎えました。
I think I already mentioned that @kanekochihiro moves really well... pitch arsenal is pretty damn good too pic.twitter.com/2cjajuM9H6
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月16日
簡易翻訳:@ kanekochihiroが本当にうまく動くとすでに述べたと思いますが…ピッチアーセナルもなかなかいいです
Since Chihiro Kaneko clips seem to be fairly popular in Japan, and I find them fascinating, I’m going to continue them with a series of posts throughout the day. I went down a rabbit hole last night on youtube and there is some really high quality footage that you can learn from
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月17日
簡易翻訳:金子千尋のクリップは日本ではかなり人気があるように思われ、そして私はそれらが魅力的であると思うので、私はそれらを終日一連のポストで続けていくつもりです。 私は昨夜のYouTubeでウサギの穴を下りました(逃れるのが難しい不思議な状況に陥りました)。そしてあなたが学ぶことができるいくつかの本当に高品質の映像があります。
First, here’s a super slow mo of his transition from max external rotation to internal rotation. His glove arm is done moving, and he has great thoracic extension at the start of this clip. There’s little body movement as the arm unwinds, which shows efficient energy transfer pic.twitter.com/QpRlC5mbS0
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月17日
簡易翻訳:まず、これが彼の最大外部回転から内部回転への移行の非常に遅い動きです。 彼の手袋の腕は動いています、そして彼はこのクリップの始めに大きな胸の広がりを持っています。 腕がほぐれるほど体の動きはほとんどなく、効率的なエネルギー伝達が見られます。
From having him on Rapsodo yesterday we confirmed a very high % of transverse spin on his fastball. Even though edgertronic is way better for seeing this, you can see from this view how it’s like the ball is released in a slightly pronated position
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月17日
簡易翻訳:昨日ラプソドに彼を連れて行ってから、我々は彼のファストボールの横スピンの非常に高い%を確認しました。 これを見るにはedgertronicの方が優れていますが、このビューから、ボールがわずかに回転した位置で解放されているように見えることがわかります。
ちひろかねこさん welcome to the Driveline family! れいねんはがんばってください!#driveline #drivelinefamily @kanekochihiro @OneGun45 @drivelinebases @npb pic.twitter.com/kxrp8nhbzo
— Brandon Michael Mann (@brandonmmann) 2018年11月17日
簡易翻訳:ちひろかねこさん ドライブラインファミリーへようこそ!れいねんはがんばってください!
Here’s another view of how Kaneko has minimal body movement after ball release. He braces lead leg and rotates his shoulders to throw. Nothing more, nothing less. The path of torso rotation is set by external goals and the movements that come before it, so cueing it isn’t complex pic.twitter.com/WQnQckZ2tV
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月17日
簡易翻訳:これは、ボールを放した後のカネコの体の動きが最小限であるという別の見方です。 彼は前足をブレースして肩を投げるように回転させます。 それ以上、それ以下は何もない。 胴体の回転経路は、外部の目標とその前の動きによって設定されるため、それを推測するのは複雑ではありません。
Last one. Kaneko does a tremendous job of hinging at the hips (sitting back) and holding his back foot anchor as his center of mass descends down the mound. There’s no “jump” or “push”. Back hip IR occurs close to landing. Momentum is stopped at landing and rotation is unleashed pic.twitter.com/n4hAqZKfDo
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月17日
簡易翻訳:最後の一つ。 カネコは、腰をかがめる(後ろに座る)ことと、彼の重心がマウンドを下っていくときに後ろの足のアンカーを握ることの途方もない仕事をします。 「ジャンプ」や「プッシュ」はありません。 バックヒップIRは着陸近くで発生します。 運動量は着陸時に止められ、回転は解放される。
This is what I mean by hinging at the hips; the back knee does move towards the ball of the foot a little bit, but his weight is still centered over the middle of the foot as he starts to “sit”. This allows him to place his right hip in an externally rotated position pic.twitter.com/p51ACxhzaE
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月18日
簡易翻訳:これは私が腰をかがめることによって意味していることです。 背中の膝は足の球に向かって少し動いていますが、彼が「座る」ようになると、彼の体重はまだ足の中央に集中しています。 これにより、彼は右腰を体外回転位置にすることができます。
The athlete has room to move linearly when the back leg has flexion and the back hip is externally rotated. The back foot stays down until the right hip is forced to internally rotate when the hips rotate as the lead leg gets closer to landing pic.twitter.com/DYnYeHvhSa
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月18日
簡易翻訳:運動選手は、後脚が屈曲しており、後股関節が外側に回転しているときに直線的に動く余地がある。 後足は、前足が着地に近づくにつれて腰が回転するときに右腰が内側に回転するように強制されるまで下に留まります。
I’m still not convinced that the back hip IR movement is something that should be cued, similar to throwing arm external rotation. That doesn’t mean it’s not important to have adequate ROM though, it’s just very difficult to feel because there’s so much going on in that instant
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月18日
簡易翻訳:私はまだ、バックヒップIRの動きが、腕を外側に回転させるのと同じように、注意すべきものであるとは確信していません。 ただし、十分なROMを用意することが重要ではないという意味ではありませんが、その瞬間には非常に多くのことが行われているため、感じるのは非常に困難です。
I previously wrote that hip rotation is mostly from inertia in the same vein as throwing arm layback - i’m not still 100% sure that’s true. I will say that I theorize that the lower body positioning can improve torso rotation velocity. But there’s sort of a catch with that
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月18日
簡易翻訳:私は以前、股関節の回転は腕のレイバックを投げるのと同じように慣性によるものであると書いていました。 私は、下半身のポジショニングが胴体の回転速度を向上させることができると理論付けていると言うでしょう。 しかし、それにはある種のキャッチがあります
I think torso rotation velocities influence lower body kinematic velocities more than the other way around. I think we’re far from finding what the relationships between lower body and upper body movements really are, but I don’t think everything is necessarily “ground -> up”
— Matt Daniels (@OneGun45) 2018年11月18日
簡易翻訳:私は、胴体の回転速度が他の方法よりも下半身の運動速度に影響を与えると思います。 下半身の動きと上半身の動きの関係が実際にどのような関係にあるのかを見つけるのには程遠いと思いますが、すべてが「根拠 - >上向き」とは限りません。
出典:金子選手ツイッター
#Seattle #drivelinebaseball #training #4シーム https://t.co/DQcxsEnyzq
— 金子千尋 (@kanekochihiro) 2018年11月17日
4シームを投げた時の動画でしょう!多分ね!
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ここからは追記となりますが、
金子選手は日本ハムファイターズに移籍することとなったようですね。
僕は広島押しですが、野球に関しては今はそれほどヘビーなファンというわけではありません。
過去には、毎日、スポーツニュースをチェックしていた時期もありますがね。
しかしまあ、2018年はカープさんに日本シリーズを取らせてあげたかったという思いも当然あったんですが、そこを例によってソフトバンクに持っていかれまして、その時は非常に残念に感じたものです。
なので、来年はソフトバンク以外と戦いたいですね。
(カープのリーグ優勝を前提として体ですが、まあ、2019ペナントレースも期待できるんじゃないでしょうか)
そういうわけで、金子選手にはソフトバンクをガツンガツンに叩いて欲しいなと思うのです(*ꆤ.̫ꆤ*)ゲヘヘ
おしまい
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