日中文化芸術専門学校を退学のベトナム人留学生はどうなる?補償は?
大阪市天王寺区の観光系の専門学校、日中文化芸術専門学校が
大阪府や大阪入国管理局から定員超過を指摘される。
で、ベトナム人留学生ら100人以上が在留資格の更新を受けられず退学。
可哀想。
どんな学校なんだろ。
学長は?学科は?
軽く調べてみたい。
ニュースの内容
ニュース(www.daily.co.jp)の内容を見ると、
大阪市天王寺区の観光系の専門学校「日中文化芸術専門学校」が大阪府や大阪入国管理局に定員超過を指摘され、4月に入学したベトナム人留学生ら100人以上が退学となった。
府によると、学校は昨年、定員を大幅に超過して留学生を入学させ、府が是正を求めた。大阪入国管理局も今年に入り、定員超過を認めないと通告。7月以降に在留資格が期限切れとなる留学生らは更新できなかったとみられる。
大阪府が定員超過を問題視して、その超過分に留学生が多かったので、
大阪入国管理局が動いた、と。
大阪入国管理局が在留資格の更新を認めなかったので、
留学生らは在留資格を失い、日本に留まることができなくなり、
当然、学校にも留まることができなくなった。
で、退学。
そういう流れでしょうか。
あ、分かりやすい図がありました。
引用元:読売新聞
日中文化芸術専門学校が大分悪質そうに思えます。
在留資格の更新に関して
留学生の在留資格に関する手続きなんて、一般の方には分かりませんよね。
僕も分かりません。当たり前ですが、面倒くさそうです。
参考までですが、
東京大学の留学生支援サイト(www.u-tokyo.ac.jp)には、在留期間の更新に関して、
下記のような記述がありました。
在留期間の更新(延長)
留学生(在留資格「留学」)として日本に在留を許可される期間は、法務省入国管理局により、3月、6月、1年、1年3月、2年、2年3月、3年、3年3月、4年又は4年3月のいずれかに決定されます。 進学、進級などで引き続き日本に滞在するときは、在留期間更新の手続きが必要です。 入国管理局は、在留期限の日の3ヶ月前から更新許可申請を受け付けますので、在留期間の満了する当日までに、下記の[ 必要なもの]を提出し、必ず手続きを行ってください。
更新に必要なものとして、在学証明書などがありました。
自治体が認めていなければ、学校も発行できませんね。
日中文化芸術専門学校とは?
映像あり
定員超過で留学生100人超退学 大阪の専門学校(TBS系(JNN)) https://t.co/K3fsZySOkz
大阪市天王寺区にある「日中文化芸術専門学校」は、定員418人を超える留学生を入学させ、今年5月の時点でおよそ580人が在籍していたということです。— 日本橋艦攻🗼やっと涼しくなってきた (@osakatour20xx) 2018年9月25日
理事長・学校長 張 永勝 (1968年 中国生まれ)
1993年から1995年まで、京都大学文学部美学美術史研究室にて留学。1995年には中国中央美術学院(大学)美術史特任講師となる。その後、2006年には中国聊城大学の客員教授、2015年には中国徳州学院(大学)客員教授など、各大学の客員教授を務める一方、一般社団法人在日山東同郷会関西会会長に就任する。
引用元:日中文化芸術専門学校HP(jccollege.ac.jp)
専門学校留学生100人超、在留認められず退学:読売新聞 https://t.co/hjiu1IiZze
「学校は天王寺区の「日中文化芸術専門学校」で2015年に開校。学費は年約80万円で、中国語の「観光・通訳ガイド」など2年間のコースがある。」— たこつぼ@なんかどうでもよくなった (@takotsubo_2011) 2018年9月25日
ホームページを見る限りだと、
設置されてる学科は、観光・通訳ガイド専攻学科だけみたいです。
学校は主に日本人を対象として認可を受け、2015年に開校した。だが実際はベトナム人などを主に募集し、定員418人に対し昨年は約560人が在籍していた。
引用元:www.daily.co.jp
ベトナム人留学生らへの補償は?
退学させられた留学生は別の専門学校に再入学し、在留資格が認められたケースもあるが、数十人が帰国を余儀なくされたという。一部のベトナム人が学校側に慰謝料などを求め、近く大阪地裁に提訴する。
引用元:topics.smt.docomo.ne.jp
裁判ですか。被害者の留学生は可哀想ですね。
僕は提訴をしたことはないですが、お金も体力も使うし、
ストレスも生じるでしょうね。
こういう青天の霹靂といった、予想だにしない事態の発生は、
想像するだけでたまりません。もちろん、アンラッキーの方です。
個人が、法人や組織から損害を受けるっていう構図が
僕は死ぬほど嫌いです。
だから、日中文化芸術専門学校には
ケツの毛までむしり取られるが如く、存在がなくなってもいいので、
十分な補償を全うしてほしいと思います。
おしまい
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