安田純平さん(44)が無事帰国され、
日本国内が騒然したのは昨夜のこと。
身代金はカタールから払われた?日本政府は払ってない?肩代わりは?カタールの政治的な戦略?
安田純平さん(44)は英雄?批判の対象?
色々な話が出て、個人的には非常に勉強になるなあ、
と思いました。
で、これに関して注意を引かれたのが戦場カメラマンの渡部陽一さん(46)が発信したとネット言われていた『戦場取材の掟』。
結果として、デマだったわけですが、どこから出たのでしょう?
出回った戦場取材の掟というもの
この中で特にクローズアップされていたのが、
7.捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格
ツイッターで2万3000回以上リツイート(拡散)されたんですって(゚A゚ )!?
安田純平さんへの皮肉・批判という意味もあっただろうし、
その世界を知る人の純粋な一つの意見の提示、
という意味もあったと思います。
僕がこれを見た時の印象としては、
『そんなものか』
という感じの印象でした。
ただ、渡部陽一さんの言葉かどうかという点に関しては、
特に疑問は湧きませんでしたよね。
ネット怖っ!!
渡部さんと所属事務所は「捕まったらジャーナリスト失格、という話をしたことはありません。この『戦場取材の掟』というのはフェイクです」と、ハフポストの取材に答えた。
・・・
渡部さんはこの文言について、話したことはないとして「捕まるやつはその時点でジャーナリスト失格、などとは考えていないし、安田さんをジャーナリスト失格などと言っているわけでもありません」と答えている。
https://www.huffingtonpost.jp/2018/10/25/senjo-watanabe-yasuda_a_23571198/
なんだよデマかよー(゚A゚ )
しかし、デマでよかったと思う。
というのも変な話だけど、
今思うと、結構エキセントリックな言葉だし、
渡部陽一さんの印象が悪くもなりそうだし、
、、、いや、違うな。
僕が真実を知れた!
ってことが重要なんだろうと思う。
ソース・出どこ・出版社はどこじゃ~ヽ(`Д´)ノ
フェイクニュースということで、
じゃあ、その情報はどこから出たのかが気になったので調べてみました。
始めに、書籍がソースだろうと思いましたよね。
多分だけど、
『戦場取材の掟を読んで・・・』
というフレーズを見た気がするんで、
あ、そういう本があるんだな!
と思い至った気がする。
https://search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%88%A6%E5%A0%B4%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%81%AE%E6%8E%9F+%E5%87%BA%E5%BA%8A&aq=-1&oq=&ai=W5nD1jO3RpqY2TxjWGGrXA&ts=2873&ei=UTF-8&fr=top_ga1_sa&x=wrt
やっぱりね( ͡° ͜ʖ ͡°)
で、AmazonへGO!! ┏(゚ロ゚;)┛ダダダッ!!=3
https://www.amazon.co.jp/s/ref=nb_sb_noss?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&url=search-alias%3Daps&field-keywords=%E6%88%A6%E4%BA%89%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%80%80%E6%B8%A1%E9%83%A8%E9%99%BD%E4%B8%80&rh=i%3Aaps%2Ck%3A%E6%88%A6%E4%BA%89%E5%8F%96%E6%9D%90%E3%80%80%E6%B8%A1%E9%83%A8%E9%99%BD%E4%B8%80
ああ、でもタイトルが違うやん!と。
しかし、渡部陽一さんの本はレビューが良いですね。
さすがです。
戦場カメラマン「渡部陽一さん、戦場取材の掟」はフェイク。本人が否定 https://t.co/3eIOV5LBsk
出版してる本からの引用じゃなくてフェイクだったのかぁ…(まんまとヤラレタ— シュウ (@yonnoji4) 2018年10月25日
ツイッターを漁ってみた
やっぱり僕と同じことを思った人は多いみたいで、
ソースはどこ!?
って感じになってましたね。
2万3000回以上リツイート(拡散)されてるわけですからね。
リツイートした人も一定の責任感のようなものに
苛まれたんだろうと思いますね、笑。
(笑っちゃ失礼?)
でまあ、今回のタイミングで戦場取材の掟を発信された方は
割かし容易に特定できました。
御本人は真摯に謝罪されておられましたね。
ただ、個別メッセージなどはかなり受けられてたのだろう…と推測され、
やっちゃったな
という印象です。
ご本人のコメントを抜粋すると、
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意図しない拡散から、否定後一転して反論が殺到。このまま下手な対応するとこのまま炎上に鍵垢化、最悪削除に至るんだろうというのを体験して、非常に勉強になった。
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この度は不用意な引用ツイートで、渡部陽一様に大変ご迷惑をお掛けいたしました。大変申し訳ございません。ツイートを引用して記事やまとめを作成された方は、全て削除お願い致します。
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「責任を取ってアカウントを消せ」という声を幾つかいただきましたが、アカウントを消すことと責任を取ることの両立を思いつきませんので対応しておりません。ご了承下さい。
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デマ拡散された原因としては、「テレビ証言動画付きの記事」であったため信用してしまい、動画内容を確認せずツイートしてしまいました。 全て私の不注意で起こったことです。
といった感じ。
大元のソース、起源はどこなのか?ということに関しては、このような情報があります。
ツイートした画像の引用元がどこかという質問ですが、既に「検索して同内容が複数ある中から見栄えのいいものをキャプ」以上の特定ができません。2015年当時の2chソースのまとめページです(コメントを集めるタイプというより、上位化目的で1事件に1ページ作られるLP形状の物)
気になる人は探してみるのも良いかと思います。
まあ、それなりに時間がかかるでしょうし、今の時代、
誰かが見つけてくれるかも知れないですから、
それを待った方が効率的かも知れません、笑。
僕は探しに行くかも知れません
先のNHKのニュースと同じパターンがフェイクを作り出す。個人の心情が集団の掟のように断言したと流される。個人的権威を利用して個人の見方分析を事実のように伝えるパターン。 戦場カメラマン「渡部陽一さん、戦場取材の掟」はフェイク。本人が否定 https://t.co/1JGU4iydnV
— 本沢容 (@modoki888) 2018年10月26日
おわり
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