ホワイトタイガーは天然記念物や絶滅危惧種?平川動物公園の人身事故の件で気になった

社会|時事

平川動物公園の人身事故で飼育員の古庄晃さん(40)が
ホワイトタイガーに襲われ、結果、亡くなられるという悲劇。
こういう事件は、もちろん頻繁に起こってるものではないけど、
それでも定期的に耳にするような気がする。

管理態勢や飼育時の装備などが気になるところ。
この場合、襲ったホワイトタイガーはどうなるんだろう?
殺処分されてしまう?でも希少種でしょ?

いわゆる、絶滅危惧種ってやつか?
…天然記念物はちょっと違う?

天然記念物は多分違うと思うけど、明確にしたい。


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天然記念物とは

とりあえずウィキペディアを見てみよう。

天然記念物(てんねんきねんぶつ、英:Natural monument、独:Naturdenkmal)とは、動物、植物、地質・鉱物などの自然物に関する記念物である。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A9%E7%84B6%E8%A8%98%E5%BF%B5%E7%89%A9

自然物に関する記念物ということですね(´-`)

って、ザックリしすぎ
その他の特徴的な条件を調べてみると…

  • 管理・認定主体が、文部科学省(文化庁)
  • 法律が整備 (保護文化財保護法や各地方自治体の文化財保護条例)
  • 学術上、価値が高いもの
  • 特別天然記念物というものがある(天然記念物のうち、世界的に又は国家的に価値が特に高いもの)

などが、挙げられるようです。
珍しいものが指定されるなんて意見もありました。

…珍しいもの = 稀少性… ⇒ 絶滅危惧種!
なんて、早合点しそうになりますが、
気持ちを抑えて、絶滅危惧種を見ていきたいと思います。

そうそう。天然記念物の一覧を見てみましたが、
ホワイトタイガーは天然記念物には該当しないようでした。
天然記念物って THE・日本 な生物ってイメージが個人的に
ありましたので、ホワイトタイガーが該当しないことには納得といえば納得です。
(まあでも、考えてみれば当たり前ですね。日本の風土に馴染みがないものを天然記念物に指定しても意味不明ですから。バッファローとか)

ちなみに、天然記念物に対する概念として、
人間の文化活動に関する記念物を文化記念物と呼ぶそうです。

絶滅危惧種とは

絶滅危惧種(ぜつめつきぐしゅ、英語:Threatened Species、Endangered Species)とは絶滅の危機にある生物種のことである[1]。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B5%B6%E6%BB%85%E5%8D%B1%E6%83%A7%E7%A8%AE

そのまんま東(´-`)

絶滅危惧種という言葉には、より詳細な定義があるようで、
現在の状態をもたらした圧迫要因が引き続き作用するならば、その存続は困難なもの
とのことです。
詳細な定義を用いたとしても、絶滅が危惧される種 という範囲を
出ないわけですが、扱い的にも必ずしも保護の対象ということではないようです。
なんて名前だったか忘れましたが、害虫を宿す(寄生させる)動物などは、
保護をされない絶滅危惧種に該当し得るって聞いたことがあります。

さらに、情報を集めてみると

  • 管理・認定主体は、環境省や水産庁
  • 野生の生き物(動物・虫・植物)が対象
  • その地域における外来種は対象としない
  • レッドリスト(国際自然保護連合版)やレッドデータブック(環境省版)というもので諸々の情報を管理

といった感じ。

じゃあ、ホワイトタイガーは絶滅危惧種に該当するか?といったら、
これは該当するようです。
もっとも、より正確に言うならば、指定されているのはベンガルトラ
つまり、ホワイトタイガーというのは学術的に正しい名称ではなく、
正式な名称は「ベンガルトラ白変種」ということらしいっす。

メンデルの法則(´-`)

ベンガルトラの亜種?変異版?ってところでしょう。
ちなみに、ベンガルトラはネパールやインドなどが生息地です。


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ベンガルトラとの違いは、青い瞳と白い体毛に加えて、肉球や鼻の色が肌色であることで、
生息環境や習性などは、ベンガルトラと同様なんだとか。
それにしても、 青い瞳と白い体毛 なんて美しいにもほどがありますよねぇ。

全世界で約250頭ほどにまで個体数を減らしており、そのすべてが飼育下のものだとか。
で、日本ではその内30頭ほどが動物園などで飼育されているらしいです。

両者の違いをまとめると?

  • 管轄官庁が違う
  • 固有の法整備の有無
  • 学術的な視点の有無

僕が調べた中でまとめると上記になりますかね。
学術的な視点の有無というのが、根源的に強いのではないかと思います。
学術的というと、研究研究研究といったイメージを僕は持ってしまいがちなんですが、
歴史やら文化やら、もっと広い意味での学術というイメージで捉えるべきなんだろうと
思います。

というわけで、
両者は違う切り口で対象を見ているので、両方に該当する生物もいれば、
ホワイトタイガーのように一方にだけ該当するものもいるということが
以前より明確になったのではと思います。

また、今回調べものをしていて、ふーむ(´C_` )と思ったことがありました。
それは、絶滅危惧種であるホワイトタイガーの保全に批判的な意見があったということ。
曰く、ホワイトタイガーがベンガルトラの劣性遺伝であること。そして、人間がそれを見世物とするために
作りだしていること。etc
そのような在り様を批判していたんですよね。
(もちろん、ベンガルトラの保全についてはこの限りではありません)
なかなか、説得力がありました。

→ ホワイトタイガーは殺処分?動物愛護法との関係は?平川動物公園の件

→ ホワイトタイガーは殺処分?過去の事例は?平川動物園の人身事故(死亡事故)

以上

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